今年最後の桜

もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし

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ソメイヨシノが散ると、山桜が咲き誇ります。
花より葉が先に萌える桜は、ピンクとグリーンのコントラストがとても綺麗。
平安の昔はこうした桜のほうが好まれたといいます。
色とりどりの方が持て囃されたんですね。

「枕草子」には、

桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲きたる

と花とともに葉の色を謳ってあります。(第三十七段 木の花は)
また別の段には、

おもしろく咲きたる桜を、長く折りて、大きなる瓶にさしたるこそをかしけれ。

桜の直衣に 出 袿して、客人にもあれ、御 兄の君達にても、そこ近くゐて物などうち言ひたる、

いとをかし。



という記述があり、当時の貴族は切った枝を飾って鑑賞してた様子が伺えます。
枝を落とすなんて、なんとも贅沢!
でも大きな木をぼーっと仰ぐ方が、気持ちが良くて贅沢な気分になれます。庶民だし(笑)
そういえば、私が高校生の頃には橋本治の桃尻語訳というのが流行りました。
「ギャル」(死語)のノリで書いてあって、やりすぎだと思うところもあったけど、面白い試みでした。
すぐ後に源氏物語を訳したときとは全く違って、「どんな頭の構造なんだ」と感心しましたね。
当時は私も古典が大好きで、成績もかなり良かったのですが、今ではからきしです(^^;
読んでも、もうわっかんなーい!(爆)

好きなことしか勉強しないし、熱中するとこれまたとことん打ち込んで時間を費やす。
一方嫌いな授業は始めから一切受け付けないという性格は、大人になっても時々大きな弊害になってしまうんですが(笑)
お陰で国語や社会は先生の覚えもめでたく、物理と数学は先生泣かせ。
生物は担当が担任だったので仲良くなり、化学にいたっては生徒である私よりもおかんが(教師の間では)有名人だったお陰でなぜか気に入られ、温情で通してもらいましたわ~。
苦手で最もネックだった英語。
厳しかったけど面白かった有名外大出身の先生に気に入られ(目をつけられ)鍛えられました。3年のグラマーではまったく分からないし面白くない授業だったけど、部活の顧問が担当で、しかも私を恐れてた(後輩談)らしくよくあんな成績をもらえたな、と我ながら思います。

何事につけても、最低限は「まんべんなく」を心がけたいと思います~。

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桜餅を思わせるまん丸の花(笑)、白すぎるソメイヨシノよりも私はこの濃いピンクが大好きなのです。
週末はお天気が良かったので、抜けるような青い空がもう夏の色をして始めていました。

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今年も綺麗な花をありがとう。


山ざくらをしむ心のいくたびか 散る木のもとに行きかへるらん 
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Commented by mihy at 2009-04-20 08:49 x
桜餅。にも見えます!!
この桜を見ると食べたくなりますね、どんな味かしら?
口の中に桜の香りがいっぱいに広がって、すぐに溶けそうな淡いゆき?
Commented by まーらいおん at 2009-04-20 22:00 x
桜きれいですね~。こちらはソメイヨシノは終わりました。
近くの山の中腹に桜が咲いていますが、こちらは山桜かもしれません。チェコでも多くはないですが桜の木が何本かあります。確か八重桜だったと思いますが、数本ある木の下で、日本人が集団でお花見をしてチェコ人には奇異の目で見られたのが良い思い出です(笑
Commented by gogolotta at 2009-04-21 22:47
☆miho
見えるよねー、桜餅! 

>すぐに溶けそうな淡いゆき
えらい詩的な表現だ(笑) やるねー。

☆まーらいおんさん
そちらもソメイヨシノは終わりましたか。
気候や風土もちょっと似てるのかな~?
チェコでもお花見したんですね(^^) 楽しそう!
・・・確かにチェコ人には奇怪な光景でしょう・・・(笑)
ビール片手に異国でお花見なんて、してみたいです。
「ピルゼンのビールは極上!」とうちの駐在員に言われたので、どうにかして持ってきてくれと頼んだところなので、余計に(^^;
by gogolotta | 2009-04-19 15:06 | 和ごころ | Comments(3)

つれづれに日々のことなど。たま~にですが。


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