2004 えげれす珍道中記 その9(いたりあ番外編 下)

f0001378_2245151.jpgマラネロの感動も覚めやらぬ翌朝、イタリアを離れることになりました。早いな~。
チェックアウトをしてボローニャ中央駅へ3人で向かいました。
そして、T兄さんとEちゃんとはここでしばしのお別れ。
フランスGPを観にミラノからパリへ飛ぶことになっていたからです。
ここからミラノまで電車で移動。


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時間をもてあました私は、ひとりでボローニャの街を散歩することにしました。
土曜の午前9時。街はまだ起きたばかりで人も少ないです。曇ってるし寂しい感じ。
ガリエラ門から8月8日広場を通り過ぎ、ボローニャの見所満載のマッジョーレ広場へ。
ガリセンダとアシネッリという名前の2本の斜塔は、街のシンボル。
この写真の向かい側にある塔は、ほんとに傾いてるんですよ~。
この周辺には世界最古といわれるボローニャ大学があったり、中世やゴシック、バロックと様々な時代の建物があるのに、それがまとまってひとつの歴史になったような、街の時が止まったような不思議な感覚に襲われます。

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建物の軒にはポルティコと呼ばれる柱廊が巡らされてるのが、この街の建物の特徴。
強い日差しや寒さから守り、ここにテーブルを出してお茶を飲んだり仕事をしたりして生活に密着している場所なんだそうですよ。

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サン・ペトロニオ聖堂はなんだかシンプルすぎるくらいの外観だな、と思ったらこれはいまだ未完成!
600年ほどそのままになっているって・・・。
でも大きくって内部も荘厳な雰囲気たっぷり。思わず背筋が伸びます。
中の写真はありませんが、一見の価値ありです。
熱心な信者の方が数人お祈りをしていたので、早々に出ました。異教徒だし。

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f0001378_22443458.jpgで、私も電車に乗ってボローニャを去る時刻が近づいてきました。
乗る電車を確認。ん? モナコ行き!?
慌てててインフォメーションで聞くと、「あれでいいんだよ」という答え。
私が向かうのはミュンヘン! モナコとは全く方向が違います(爆)
駅の係員の言葉を信じて、いざ出発。


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DB(ドイツ鉄道)のチケットがこちら。
ミュンヘンまでの切符は、これから数日お世話になるMさんに事前にお願いして、B兄さんのおうちに郵送してもらいました。
ボローニャからミュンヘンまでの飛行機がなかったので、電車の旅になりました。
地続きのヨーロッパならではのインターシティ。電車で国境を越えるのって初めてなのでワクワクです。
11:22発の列車は10分程遅れて出発。これから6時間の「世界の車窓から」♪

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座席は4人がけのコンパートメント。乗客はなぜか女性ばっかり。そして誰もがひとりで乗ってるよう。
私の席に、若い黒人の女性が座ってました。げっ!?
ツンとした表情で窓の外を向いていたのがあまりにおっかない雰囲気だったので、「どいて!」と言えず向かい側に座る羽目に・・・(>_<)

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夕方の4時頃、イタリアからまずオーストリアの国境を超えます。
アルプスの谷間というんでしょうかBrennerという看板が見えました。イタリア語とドイツ語の2ヶ国語表示です。
パスポートチェックで係員のひとに座席番号を確認された際、彼は私と向かいの女性を交互に見て、納得した様子で苦笑してました(^^; 何も言われなくて良かった。後で女性と何かモメても嫌だし。
日本の険しい山とは違うアルプスの峰。丘がそのまま山になったような、そのまま転がって滑って来れそうな山。
山頂には雪も残っていて、その美しい景色に「これがアルプスなんだ~」と見惚れてしまいました。
飛行機では味わえない、のんびりとした旅。心細かったのも忘れてました。
列車でヨーロッパ縦断! 絶対楽しいですよ。お薦めです!
クルマもこうして電車で運んでくれますよ(^^)


Fishbachというところから山を抜けて、6時前にRosenheim到着。ドイツに入国しました。
短いアナウンスがあったけど、「ドイツに入りました」というものだったのかな?
ミュンヘン駅ではプラットフォームでMさんと息子さんのココくんが待っていてくれました。
初対面なのに分かるかな、と思ったのですがすぐに分かりました。・・・東洋人がいなかったので(笑)
FAXとメール、手紙でのやり取りばかりだったけど、既に数年が経っていたほど仲良くなったMさん。
F1雑誌の読者コーナーで知り合いました。
ともに大のミハエルファン!
せっかく自分で予定を立てられる旅行なので、ドイツまで会いに来たかったのです。
おうちに泊めてもらえることになって、ほんとに感謝です!
夜は美味しいイタリア料理を、旦那さんも合流して頂きました。
ドイツに着たのにイタリア料理(笑)
でもとっても温かい雰囲気のレストランで、味も格別♪ イタリアでは食べられなかったピッツァも食べて満足です。

ちなみに、モナコ行きと書かれた列車はミュンヘン駅(線路が終着になってました)から一旦折り返して走り、南仏方面に向かったようです。
行ってみたかったな(笑)

そして、私がミュンヘンに着くより先にパリ入りしてるはずのふたり。
まさかミラノからパリへのフライトが5時間も遅れ、その案内が1時間毎に出るのでフラストレーションも溜まりまくって怒り心頭、疲労困憊してたなんて、ちっとも知りませんでした(爆)

次回はミュンヘン近郊でのお話です。旅はまだ続く。
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by gogolotta | 2009-07-15 22:41 | 旅行記 | Comments(0)

つれづれに日々のことなど。たま~にですが。


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