世界が終わる前に

私はこの街が大好きです。初めて訪れた時からすっかり気に入ってしまい、住んでみたいと思ったほど。
この街に、64年前の夏、世界で初めて核爆弾が使われました。
3日後の長崎にも。ふたつの美しい街が、破壊されたのは一瞬の出来事だったといいます。
一瞬だったことが今でもなお、人々を苦しめる核の恐怖。

桜の綺麗な原爆ドームの側の川。
ここにも熱さに耐え切れず、人々が文字通り川となって飛び込んでいったそうです。
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私達日本人にできることは?
とりあえず、知ること。
核爆弾がふたつの日本の街や人にどんな恐怖をもたらしたのか。
被害を負った人々が、世間でどんな偏見や差別を受けていたのかを。

アメリカでは、その現実を知ってもまだ「戦争を終わらせるために正しかった」とオバマ大統領を非難する人が多いとか・・・。
戦争の何が正しかったのか、そもそもアメリカが介入したのはなぜか。
先住民から国や文化・言語も根こそぎ奪ってから、国を一度も焼かれた国が「9・11」の後もそうはっきり言えるのはどうして?

そして、日本が諸外国にどんなことをしてきたのかも知らなければ。
戦いは新たな戦いしか、憎しみは倍以上の憎しみしか生まないと思うから。
日本は被害者でもあり、加害者でもある。
人類の歴史の中で争いは決してなくなることがない。
世界中のどこかで、この瞬間も苦しんでいる人々がいることを、もっともっと知らなければ。

『夕凪の街 桜の国』

『ヒバクシャ 世界の終わりに』

この夏、ぜひ観ようと思ってる映画。
被爆者とは日本だけのことではないんです、決して。

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by gogolotta | 2009-08-06 23:39 | ひとりごと

つれづれに日々のことなど。たま~にですが。


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