女6人、京都洛北日帰りツアー♪ その3 鞍馬寺編

f0001378_21345132.jpg

さて、鞍馬山の話です(唐突)。
貴船でお昼を食べたら、即効山登りです。TOROせんせにとっちゃ~、こんなのハイキングの内にも入らないんでしょうが、日ごろ運動不足の私には立派なハイキングです。(こんぴらさんよりきつかった…爆)
西門から入山。いわゆる裏口から。滑り易く結構、急です。

f0001378_213511100.jpgf0001378_21353354.jpgf0001378_21355029.jpg

木の根っこがいっぱいで歩きにくい場所もありました。
変わった形の木もあって、面白い道なんですが、半分くらいでそんな余裕もなく、ひたすら上へ。
落ち着いて休む場所もなく、魔王殿についた時はどんなにほっとしたことか!(>_<)
一度登ったら、リタイヤ不可能の木の根道(笑)

鞍馬山は、天台宗から独立した鞍馬弘教の総本山。山全体がお寺、聖地です。比叡や高野山と似てますね。
独立してからの歴史は、昭和からとまだ浅いのです。
千手観音、毘沙門天、魔王尊の三尊を「尊天」とし、神智学の影響を色濃く受けるこの山には、古い歴史を持つお寺にはちょっと変わった看板もあちこちにあります。
建物はそんなことないのに、神道とも日本の仏教とも異なる雰囲気がありました。

山岳信仰、山伏による密教も盛んだったことから、天狗が(しかも「僧正坊」と呼ばれる天狗最高位。天狗の中の天狗)住むと言われてきました。
…そりゃ天狗が住んでそうだわ、この山は。
有名な唐の鑑真の高弟・鑑禎がお告げにより毘沙門天を祀ったのが始まりといわれ、最初は真言宗のお寺でしたが、後に天台宗に改宗。
奈良にいた高僧が建てたことや、最大のライバル宗派に改めることも、興味深い事実ではあります。

f0001378_21361622.jpg

奥の院魔王殿には、鞍馬天狗の原形(?)だったとも言われる護法魔王尊が祀られているところ。もっとも、本物は秘仏として、ケーブルカー発着駅である多宝塔に大切に保管されていて、ここには「お前立ち」と称する代わりの像が安置されています。
「650万年前に金星から地球に降り立ち、、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在」なんだとか。

f0001378_21364515.jpgf0001378_2137550.jpg

また、この山はその昔、源義経が修行をしたことで知られています。
遮那王と呼ばれた頃の義経は、鬼一法眼という一条堀川の陰陽師で呪術兵法の大家(伝説上の人物)に武芸を授けられたと『義経記』には書かれていますが、まあ作り話でしょう。
父・源義朝が殺され、世は平家の天下。母親は公家と再婚し、この山に預けられた義経は、自分の出生を知ると「打倒・平家」の復讐心を燃やし、16歳で出奔するまでこの山を駆け回りながら武術を磨いたんでしょうね~。
彼にちなみ、「義経堂」や「背比べ石」、枯れてるけど「息次ぎの水」など、彼にちなんだものが数々ありました。
そして、法眼の社も仁王門の近くにあります。

f0001378_21372646.jpg


f0001378_21374941.jpgf0001378_2138638.jpg

鞍馬寺を独立させた信楽香雲という住職が、門下の歌人だったことにちなみ、東京から与謝野晶子の書斎「冬柏亭」が移築され、鉄幹と晶子の歌碑もありました。
お寺には珍しい建物です。しかも霊宝殿には遺品も保管されているそうな。

f0001378_21382848.jpgf0001378_21384140.jpg


f0001378_2139143.jpg

やっとの思いで辿り着いた、本殿金堂。三尊尊天が祭られています。内部の写真撮影は禁止。

f0001378_21393063.jpgf0001378_21394720.jpg

ここから先、山を降りるのも長い道ではあります。
『枕草子』に「近うて遠きもの(中略)くらまの九十九折といふ道」とある、この参道も幟が相当きついはず。下りは結構楽ですよ~。

f0001378_21403032.jpgf0001378_21404390.jpg鞍馬の火祭で有名な、由岐神社は、御所から勧請した鞍馬の鎮守社。市の天然記念物にもなっている大杉が見事!
子宝祈願の神社でもあるそうです。


f0001378_21412121.jpgf0001378_21413491.jpg仁王門をくぐると、2時間弱のハイキングは終了です。
おつかれさま~。


f0001378_2142398.jpgf0001378_2143026.jpg近くのくらま温泉で、のんびりお風呂に浸かりましょう。
1,100円の露天風呂入湯料も、電車の往復チケットに含まれてます。お得でしょ?(^^)
「え~っ」と言われたけど、水風呂もとっても気持ちいいんです。
体が引き締まって、ウエスト2センチ縮む(気分)。温泉の送迎バスに乗って、鞍馬駅までは楽々♪
移動販売もどきのお菓子屋さんで、葡萄のジェラート・フレンチトースト添えを買い、電車の中で食べました。
疲れたときは甘いものに限る!!


f0001378_21432126.jpgf0001378_21434937.jpg河原町に戻って、お茶でもしましょうか。
天狗さん、さよ~なら~。






どうも「食べ物の話か、マニアックな話しかない」と一部では囁かれているようですが・・・はて?(・_・)
スタンダードですよ、スタンダード。

[PR]
Commented by shoichi at 2009-09-14 23:09 x
鞍馬の山登り。オレには絶対無理。写真を見ただけでノーサンキュー。

鞍馬の天狗といや~、大佛次郎の時代劇“鞍馬天狗”の映画だね。嵐寛寿郎のが有名だけど、オレの年代では東千代之介(知らないよね) のが流行ったね。

最近では去年NHKでやってた、狂言師の野村萬斎主演のが、新しい天狗像で面白かった。

ま、こんな古い話をしてもしょうがないか。

先斗町での晩御飯。いいな~。

京都に行きたい!夜の祇園に行きたい!
Commented by gogolotta at 2009-09-16 00:08
☆shoお父さん
まあ、ケーブルカーで本殿まででしょうねぇ・・・。
>去年NHKでやってた、狂言師の野村萬斎主演のが
見なかったけど、この役者さんは好きです。まさに「役者」。
京都も長いこといらっしゃってないのでは?
これからの季節も良いですよー!
by gogolotta | 2009-09-13 21:33 | 旅行記 | Comments(2)

つれづれに日々のことなど。たま~にですが。


by gogolotta
プロフィールを見る