SAF1について思うこと。

ミハエル・シューマッハが、1990年に富士を走ったことがある、という記録を見つけて驚いてます。
ユーロマカオ富士チャレンジカップ。F3のレースです。
レイナード 903・フォルクスワーゲンを駆って、優勝してました。
ハッキネン、サロ、フレンツェンも走ってたんですよ!
その8ヵ月後、彼は鮮烈にF1デビューをし、現在に至ります。
・・・そっか、富士も走ってたんだ! なんだか嬉しいな。

閑話休題。

SAF1の井出が「スーパーライセンスを剥奪」なんていう、前代未聞の話が出ました・・・。
こんなこというと、なんだか非難されそうですけど、自分のblogなんだから、他で書いたら角が立つようなことも書かなきゃね(笑) 
異例の”勧告”でも、十分驚いてます。いや、だってそこまでFIAが口を出さなきゃならないほど・・・(黙) こんなの初めて聞きましたよ。



それで署名運動とかってのは、ちょっと違う気がします。
「政治的なかけひきの犠牲」になったなんて、憤ってる人もいますけど、そんなの遥か昔から当たり前!(^-^;
権謀術数のどろどろとした世界、それがF1。
いってみれば、『ヨーロッパ至上主義な上流階級の集い』なんだから(笑)、日常茶飯事ですよね~・・・。
それが良いか悪いかなんて、もっとナンセンス。
だって、「じゃあ最初から来なきゃ良い」って一蹴されて終わり。
それでも人は、分かってて敢えて行きたい世界なんですよ。それが「F1マジック」なんでしょうね。

考えてみれば、F1に限らず、ワールドカップだってオリンピックだって、政治的な駆け引きなしには成り立ちません。国際問題にだって発展しかねないし・・・(爆)
「でなきゃ、モナコでレースが出来るか!」
と言った友人がいましたが、その通りですよ。

スポーツなんだからそんなのひどい、と目くじら立てる人もいるんでしょうが、いろんな利権や巨額のお金が動いてる以上、コースやフィールドを下りたら、そうはいきません。
ドライバーは、レースで一秒でも速くクルマを走らせることに集中して、いろんな駆け引きはやり手のマネージャーが引き受けて、世界中を走り回る。
ミハエルだって、ウィリー・ウェーバーというマネージャーに見つけられなかったら、今頃父親のカート場を継いでたかもしれない。
ライコネンも、ケケ・ロズベルクという名マネージャーのバックアップで、今の彼がある。それは確かです。
スポンサーがいなかったら、クルマに乗せてもらえない。だからお金も大事!
マネージメント力は、思ってる以上に重要。

速くなければ意味がない。でも速さだけじゃ生き残れない。それがF1。

ライセンスの剥奪が政治的理由だったとしても、そうさせる隙のあった時点で負けてしまうなんて、怖い世界ですよね(^-^;
その前に、身内からも疑問符の出る程の力量不足。これはどうしても、本人の責任でしょう。
世界中でたった22人の精鋭達。
椅子取りゲームは、今も昔も変わらず熾烈です。
ドライバー本人の力量と、周囲を動かす力が不可欠。
「もうちょっと様子をみようか」なんて、悠長なことは言ってられないほど、変化の激しいスポーツなんですし~。
F1で生き残れたら、政界にだって十分生きていけますよ(爆)

井出にとっては、ここからが本当の勝負。
這い上がる力を見せて欲しいですね。
野茂みたいに、どんなことがあってもめげずに頑張って欲しい。
まずは英語が出来ないと、「人間扱いされない」んだから、琢磨みたいに死ぬ物狂いで英語をマスターしなきゃならなかったし、ミハエルのようにフィットネスに燃えるとか、セナみたいにメカニックに明らかに嫌がられるくらい、メカニカルな部分を追求したり、天才だって実は他人の何千倍も自分を追い込んで努力してるんだから、もうちょっと必至で喰らい付いて、「琢磨を出し抜く!」って心意気を見せてたら、もうちょっと事態は違ってたのかもしれません。
そういうのが、自己主張なんですよね~。
彼の場合、そんな気迫が足りなかったのかもしれません。

それにしても、
「日本人はお金だけで、やっぱり大した実力もないのにF1に乗れるのか。あんなもんか、日本のレース界は・・・」
なんて目で見られるようになったら、たまんないな~・・・。すっごく悔しい!!

今まで、琢磨がどんな思いで必至にF1ドライバーであり続けたんだよっ!(>_<)

ミハエルが弟に「日本でレースをするべきだ」と強く薦めたのは、ヨーロッパより、日本の方が(タイヤの使い方とか)いろんなことを学べるからだって聞いたけど、もうそんな頃とは違ったのかな。

・・・なんてひとりで考える、今日この頃(爆)

そんな一日の締めは、これを観ましょう!
これぞ、プロのテストドライバーですよ!(^-^)
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Commented by shoichi at 2006-05-11 23:28 x
おっおっ!いいぞいいぞ!良いこと書いている。全面的に同感アンド賛成だよ。

簡単に言うとね、井出はね、F-1に乗るための努力や準備をな~んにもしないで、親分がF-1を始めるってんで“じゃ、オレを乗っけてよ。前から乗りたかったんだ”。で親分は一度は“ダメダメ”って相手にしなかったんだけど、スポンサーや何やかやで、結局乗せなきゃいけなくなった。
で、井出は乗ることが決まっても、まだ準備をしなかった。英語をちょこっと習ったくらい(前にフランスでレースに出ていたのにその時、なにやっていたんだろうね)。体造りもしなかった。で、シーズンが始まってから慌ててフィジカルトレーニングを始めた。そんな井出の甘さに、さすがの親分もあきれて“井出は精神面から鍛え直さなくちゃ行けない”なんて言い出した。現場を任せているオーデットからも“アイツなんなんよ。全然ダメじゃん”と攻められて、頭を抱える羽目になってしまった。

続く
Commented by shoichi at 2006-05-11 23:28 x
な~んにも準備をしてなかったから、いざシーズンが始まると、全然旨くいかない。レースでは、トラック上を走っているのがやっとで、回りのドライバーからみれば危なっかしくって、いつ自分の前に飛び出してくるか怖くて仕方がない。で、“アイツやばいよ。大変な事になる前に何とかした方が良いよ”って声をFIAも無視できなくなっっていたところに、おあつらえ向きにイモラでアルバースをぶっ飛ばしてくれた。そこでFIAはここぞとばかりに、亜久里 さんの立場とメンツがたつような形で、井出に引導を渡させた。こんな感じかな。

だから、今回の件については政治的な駆け引きは関係ないと思っているよ。ましてやモンタニーを乗せるために、ってのもなし。
単純に井出がF-1のレベルに無かっただけ。テスト不足や初めてのコースばかりだったから、なんてのは言い訳も良いところで、今回の井出と同じ様に急遽参加したドライバーは今まで沢山いるけど、みなそれなりの走りをしていたからね。親分の鈴鹿のスポット参戦がそうだったけど、親分はチャンと走ったよね。

と、こんな話をこの前のオヤヂ会ではやってたよ。

風邪でのどが痛い!明日はどうかな?
Commented by ten at 2006-05-12 00:12 x
同じ様な内容でアッチコッチに書いてきたから、今更ココには書きませんが(笑)
shoさんとおんなじ意見です
この前横浜でずっとこんな話してましたよね(^^;
Commented by うどん隊長! at 2006-05-12 19:24 x
「でなきゃ、モナコでレースが出来るか!」って言った友人です!!

ええでええで~!!
もっと書け!!!
ぐははは(^^)
Commented by gogolotta at 2006-05-12 22:17
☆shoお父さん
あはは、やっぱりおんなじことを考えるもんなんですね~。メンタルな部分で、大人になりきれてないっていうか、甘ちゃんだったなとは思うんですよね・・・。
風邪大丈夫ですか? お大事に!
Commented by gogolotta at 2006-05-12 22:19
☆tenにぃ
あっちこっちで読んだよ(笑) おやぢ会、やっぱり熱い話で盛り上がってたんだね。むっちゃ濃い~わ~。皆、似たような意見を持ってるみたいで、一安心。
Commented by gogolotta at 2006-05-12 22:21
☆うどん隊長!
隊長に、敬礼(爆) 
あのセリフを聞いて、ネタに貰った~♪ って書いてしまったわ。しかも長文。隊長の分まで書いときましたから。まだ全然足りない?(笑)
Commented by みのりん at 2006-05-12 23:50 x
お久しぶりー。元気そうで何よりです。
私も皆さんと同意見ですわ。ありえないもんね。
でも、今マネージャーとして仕事をしている自分には、耳の痛い話でもありました。今日もモデルの代わりにオーディションに行って、うまくいかなくて自己嫌悪に陥っていたところ。。。 難しいわあ。いつか「今の私があるのはマネージャーのおかげです。」とか言ってもらえるような仕事をしたいねえ。
Commented by gogolotta at 2006-05-13 20:05
☆みのりんさん
お久しぶりです! お仕事頑張ってるみたいですね。
・・・また一段と大変なお仕事のようですが(^-^;
頑張ってくださいね!!
by gogolotta | 2006-05-11 21:15 | F1こそわが命 | Comments(9)

つれづれに日々のことなど。たま~にですが。


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